札幌チカホ探検隊!!

札幌の地下歩道空間から、細々と情報発信します。札幌の食や文化など、興味の向くまま綴って行きます。

まったくの素人から、文章で稼いだお金だけで一年半生き延びてみた感想③

前回前々回の続きです。

 

前回の記事、感情が高ぶりすぎて、文体が「ですます調」じゃなくなっていますね。

キャラ崩壊もいいところです。

さて、今回は、「素早く情報を収集する才能」が大切という話をします。

 

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素早く情報を収集する才能

情報収集の早さが問題になるのは、「ライターとして生きていく(お金をもらう)」場合です。

 

単価にもよりますが、僕がやっている様な仕事は、1時間で2000文字書けるとそれなりに収入になります。

自分で実際に文章を書いたことがある人は分かると思いますが、1時間で2000字書くと言うのは、簡単な様でいて難しい。難しい様で簡単です。

と言うのも、自分の中に書きたい思いや内容があるのであれば、1時間に2000字タイピングするというのは、ある程度タイピングの訓練を受けた人なら難しくありません。

しかし、何を書けばいいか分からない、書く内容が定まっていない、やる気が無い場合、1時間に500文字書くのも難しいでしょう。

1時間に500文字しか書けないと、仮に1文字1円だったとしても、時給換算で500円程度。これでは稼げども稼げども、体力を消耗するばかりでちっとも生活が楽になりません。

(ライターの1文字当たりの単価の相場はどんな感じ、というのはまたの機会に書こうと思っています)

 

情報収集の話に戻りましょう。

情報を集めるのが大切なのは、上記の通り、書く内容が頭にないっていないとライティングの効率ががくんと下がるからです。

そして、情報収集を素早くする必要があるのは、単純に時間当たりの収入を上げるためです。じっくり丁寧に情報を集めていたら、きりがありません。

 

在宅ライターの募集で「収入モデルあり」だとか「時給換算で○○円です」という表現、僕は否定的なのですが、それは情報収集の時間や疲れて休憩している時間をまったく考慮していないからです。僕だって一番効率がいい時で最大5000円/時くらいは稼ぐことが出来ます。しかし現実には、情報を集める時間が足を引っ張って、最大でも3000円/時くらいになり、休んでいる時間も考えると、1000円/円を切るか切らないかという感じになるはずです。きちんと計算していないけど。

 

もし現在、不運にも僕と同じようなライティングを仕事にしており、頑張って仕事をしているのに思った様に稼げないと感じている人がいるならば、兎に角情報を素早く集めることです。出来れば集めながら、頭の中で再構築してどういう風にアウトプットするのかを決められればベストです。

タイピングの早さは、最初の内はあまり関係ありません。タッチタイピングが出来る程度であれば、タイピングの早さをあげるよりも、情報収集(とそれを整理する能力)を上げたほうがはるかに効率がいいです。

 

まだまだ吐き出したい思いが沢山あるので、次回へ続く。

次は、在宅に必要なコミュニケーション能力について。